おおいがわの収穫人

永田 英樹さん
永田 英樹さん

広報誌
“地域発!情報ステーション おおいがわ”
2015.6月号 掲載

地域の絆で全国目指す!

島田市金谷猪土居
永田 英樹さん

昨年行われた「第68回全国茶品評会」深蒸し煎茶の部で全国の最高位となり農林水産大臣賞を受賞した永田さん。約5.6ヘクタールの茶園で栽培から製造、販売までを行っています。ご両親と奥さんに加え、忙しい時には親戚などにも手伝ってもらい家族一丸となって農業を営んでいます。

父の憲三さんが同じ賞を受賞したのが10年前。その頃はまだ農業を始めたばかりで、偉大な父の背中を追いかけるので精一杯。農業を始め12年が経ち、両親や地域の人たち、多くの仲間から栽培方法などを教わり「みんなのおかげで受賞することができた」と喜んでいました。

農業の魅力は「自分の考えで何でも挑戦できるところ」と話す永田さん。昨年の品評会出品茶も一度目では納得いかず、再度作り直し、自信を持って作ったものが賞に輝きました。農業は生活に直結するシビアな面もありますが、こだわったものが形に残ることにやりがいを感じているそうです。

そんな永田さんは「葉」のでき具合にこだわり、茶園管理には手を抜かず、毎日いかに良い葉を作るかを考えています。茶の景気が回復しない厳しい時代でも、安易にコスト削減に走らず、その土地にあった肥料を厳選し土作りを行っています。

全国茶品評会で2年連続受賞を目指す永田さんは、同じ地域から出品された茶の審査成績が優秀な市町村に贈られる「産地賞」の受賞も狙っているそうで す。「地域の絆で、その名を全国に届けるとともに茶業界全体を盛り上げていきたい」と今年に懸ける思いを話してくれました。

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