おおいがわの収穫人

増田邦男さん
増田邦男さん

広報誌
“地域発!情報ステーション おおいがわ”
2015.8月号 掲載

茶一筋から複合作物に挑戦

島田市金谷猪土居
増田邦男さん

代々、茶農家として育った増田さん。勤めていた会社を定年退職してから本格的に農業に専念しました。長年、茶一筋 で頑張ってきましたが、ここ数年は茶の価格が低迷しているため、地元の茶農家とJAが協力し、所得向上の一つとして新たに「金谷カボチャ」の栽培に取り組みました。

増田さんのお宅では、茶栽培以外のノウハウが少ないなか、10株から始めた「金谷カボチャ」も今では600m2ほどで栽培しています。栽培面積を確保するため茶園を畑に変え、少しずつ栽培面積を拡大してきました。価格も安定していて複合作物としては、最適だそうです。

「金谷カボチャ」を作り始めて5年。甘くて大きいカボチャを作るため、実をつけるのは「1株につき1玉」と厳選します。また収穫後は、ヘタを乾かさないと痛んでしまうため、2週間程度乾燥させる作業があるそうです。その手間がかかる分、「形や重さに満足でき、『A品』と自信を持って出せるものができた時の喜びが格別」と嬉しそうに話してくれました。

ただ、増田さんの地域ではイノシシの被害があり、最近は防獣ネットだけでは破られてしまうそうです。今では電柵を使って被害を防いでいますが、以前は畑が荒らされたり、ブロックで作った囲いが壊されるなどの被害もあったそうです。

そんな増田さんが丹精込めて作った「金谷カボチャ」は、地元のスーパーに並ぶほか、「まんさいかん」島田と藤枝にも並んでいます。春作は8月初めまで、 夏作は10月頃から出荷する予定です。

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