おおいがわの収穫人

榊原学さん
榊原学さん

広報誌
“地域発!情報ステーション おおいがわ”
2016.月8号 掲載

温度と水の管理を徹底し消費者に喜ばれるミカンを

島田市神座
榊原学さん

  ミカンを中心にブドウやイチジクを栽培する榊原学さんは、就農して10年が経ちました。極早生や塚本、青島ミカンなど数種類を父と一緒にビニールハウスで6㌃、露地で150㌃栽培しています。傷がなく実がしっかり詰まって甘く、外観も内容も高品質なミカンを栽培するため、温度と水の管理を徹底する榊原さん。ハウスミカンは、昼と夜の温度差が大きいほど色が付きやすいですが、夏場はハウス内が40℃を超えることもあり、暑さでミカンが焼けてしまわないよう日焼け防止剤を散布します。冬場は、ハウス内を4月頃の気温まで上げ、露地で栽培したミカンより早く出荷します。ミカンの花が咲いて実がなるまでは水は多めに与え、実がなってからは水を控えて浮皮を防止するなど、水の量を調節して甘みを凝縮させます。 ハウスミカンを栽培している中で1番大変な作業は、3月に行う摘果作業だそうです。摘果作業は収穫量に反映するので、とりすぎず残しすぎないよう1本1本摘果量を見極めることに神経を使います。 榊原さんのハウスミカンは、7月下旬から出荷が始まり8月上旬まで続きます。「まんさいかん藤枝・島田」に出荷するほか、毎年注文してくれるお客さんにも販売します。お客さんからはおいしいと評判で、連日買いに来てくれるリピーターや東京からの注文もあります。「農業は奥が深く、毎年新しい品種が出てきているのでまだまだ学ぶことが多い」と話す榊原さんは今後、様々な品種に挑戦し、より良いミカンづくりに励みます。

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