おおいがわの収穫人

大池直吉さん・みよ子さん
大池直吉さん・みよ子さん

広報誌
“地域発!情報ステーション おおいがわ”
2016.10月号 掲載

自信と責任を持って美味しい栗を届ける

島田市福用
大池直吉さん・みよ子さん

  御年86歳、現役で栗を栽培する大池直吉さんとみよ子さんご夫婦。夫婦で作業を分担しながら、80アールの畑で約160本の栗の木を栽培しています。

 大池さんは農業高校を卒業後就農し、茶農家として高品質なお茶作りに取り組もうと仲間と一緒に茶農協を立ち上げ、組合長も務めました。長年お茶と付き合ってきましたが、自分が高齢になったことで茶業から引退し、周りがやっていなくて年をとっても続けられる作物はないかと探していたところ、15年前に栗と出会いました。 栗の栽培を始めた当時は、栗の産地であ る九州の試験場を一人で尋ねました。「行 くからには、聞くことがないとはじまらな い」と栗を栽培するうえでの疑問を準備し てから出かけました。栽培でつまずく度に 全国の栗の産地を訪れて勉強するなかで、 金谷の土地に合った品種や栽培方法を見つ け、現在の栽培方法にたどり着きました。 また、広い栗園を効率的に管理できるよう、 乗用型草刈り機も導入しています。 今年は、9月中旬から 10 月上旬まで「ま んさいかん」各店舗に日替わりで出荷して います。売り場では、栗園の様子を写真で 紹介し、消費者に安心・安全であることを PR。自信と責任を持って出荷します。渋 皮ごと甘く煮たり、栗ごはんにして食べる のがおすすめだそうです。 「毎日朝が来るのが楽しみ」と話す大池 さん。日々やるべきことや仕事の計画を立 て、着実にこなします。限られた人生の中 で無駄な時間はなく、1日1日を大切に、 周囲の人に感謝しながら毎日を楽しみます。

バックナンバー