おおいがわの収穫人

杉谷金一さん
杉谷金一さん

広報誌
“地域発!情報ステーション おおいがわ”
2016.11月号 掲載

里芋に込めた情熱を消費者へ届ける

焼津市上泉
杉谷金一さん

週末に両親が行う農業を手伝っていた杉谷金一さんは、定年を機に農業に専念し10 年目を迎えます。水稲30アールを中心にサトイモ15アールやタマネギ、サツマイモなどを栽培し、「まんさいかん」静浜、焼津、藤枝の3店舗に出荷しています。 「まんさいかん」に毎日出荷することを目標に、収穫時期をずらして栽培したり、長期間出荷できる農産物を厳選しています。天候不順や季節の合間にどうしても出荷できないときでも、他の生産者が同じ野菜をどれだけ出荷しているのか、夕方まで残っているものはなにかなどを把握するため、「まんさいかん」には必ず立ち寄っています。新鮮なものを消費者に届けようと、出荷したものが売れ残らないよう自分の目で確かめて出荷量の調整をしています。 「サトイモに関しては誰にも負けたくない」と話す杉谷さん。長い期間出荷するだけでなく、サトイモの鮮度を保つため、切り口から粘り気が出ないよう十分に乾燥させて出荷しています。収穫したサトイモを水洗いしたあと、工業用扇風機2台を使い一晩かけて乾燥させます。雨の日は、玄関の土間にサトイモを広げ、除湿機を置くほどです。 杉谷さんのサトイモは、1月頃まで「まんさいかん」に並びます。一番子、子イモ、孫イモなど規格ごと袋に分けて選別することで、用途にあった大きさを選んでもらえるように工夫しています。「サトイモに失礼にならないよう付き合いたい」と杉谷さんが愛情いっぱいで育てたサトイモをぜひ食べてみませんか。

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