おおいがわの収穫人

田中治夫さん
田中治夫さん

広報誌
“地域発!情報ステーション おおいがわ”
2017.1月号 掲載

お客さんの「おいしい」のために奮闘

藤枝市青南町
田中治夫さん

徹底した朝採りにこだわり、毎朝3時には起きて収穫を始める田中さん。耕作放棄地を借り、2.5ヘクタールでサニーレタスやブロッコリー、ハクサイなどを栽培しています。6時まで収穫して「まんさいかん藤枝」に出荷しています。 田中さんが農業を始めたのは、15年前。以前は会社に勤めていましたが、奥様を病気で亡くしたことをきっかけに会社を辞め、自分のペースでできる農業を始めました。当初はうまくいかないことが多く、寂しさも重なり、がむしゃらに農業に没頭しました。毎年品種や栽培計画を調整しながら試行錯誤を繰り返し、今のスタイルを確 立。すべての作業を1人でこなすため、効率よく畑を回せるよう少しずつ品種や定植時期をずらしています。 自宅の販売所では、お客さんがひっきりなしに野菜を買いに訪れます。隣の島田市や焼津市からはもちろん、遠いところでは富士市からもお客さんがくるのだとか。口コミで人気が広がっているそうです。時々顔を出したとき、お客さんからの「おいしかったよ!」というひとことが「もっとおいしいものを作ろう!」という原動力に繋がります。 「手塩にかけて育てた野菜を収穫する時が一番幸せ」と話す田中さん。小学生のお孫さんが「将来は農業をやる!」と言っているそうで、一緒に農作業をする日まで元気に過ごすことが目標であり楽しみです。田中さんのサニーレタスは、「レッドウェーブ」という葉先が少し赤くなっているもので、出荷は2月まで続きます。「まんさいかん藤枝」での売れ行きも好調で、午前中にほぼ完売してしまうそうなのでお買い求めはお早めに。

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