おおいがわの収穫人

梅原利浩さん
梅原利浩さん

広報誌
“地域発!情報ステーション おおいがわ”
2017.2月号 掲載

旬のタイミングを見極める

焼津市栄町
梅原利浩さん

約8ヘクタールの水田でうるち米や酒米「誉富士」を栽培する梅原利浩さん。水稲栽培の裏作として休耕田などを使い、夏はエダマメ、秋から春にかけてブロッコリーやキャベツを娘夫婦と3人で栽培しています。 15歳になる頃には家業の農業を継ぐことを決意し、高校、農業短期大学と進学。種苗会社などに勤めたあと就農しました。就農当時は、施設園芸でメロンや野菜類を栽培していましたが、地域の区画整理が進み農地利用増進などにより、水稲を中心とした作型に変更しました。 ブロッコリーを栽培して25年。栽培が始まると毎日ほ場を回り、日当たりや肥料の効果で微妙に違う生長具合を見分け、1番おいしく食べてもらえるタイミングを見極めて収穫しています。天候不順で農産物が育たなかったり、良いものができても単価が安く辛い時期があっても、自分が作ったものを喜んで食べてくれて、「おいしかったよ」と声を掛けてもらえることで、農業を続けることができました。 「農業に一獲千金はない。コツコツと積み重ねたことを振り返り、進んでいくことが大事」と話す梅原さん。ブロッコリーの新品種がでると積極的に試験栽培を行い、自分で味や形を確認しています。季節にあう品種を組み合わせ、今では10月から6月まで「まんさいかん焼津」を中心に出荷しています。「寒い時期が1番あまくておいしい」と太鼓判を押す梅原さんのブロッコリーを食べて、寒い冬を乗り越えませんか。

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