おおいがわの収穫人

村田雄哉さん
村田雄哉さん

広報誌
“地域発!情報ステーション おおいがわ”
2017.3月号 掲載

農業で広がるコミュニケーションの輪

島田市菊川
村田雄哉さん

茶農家の傍ら、冬と春にキャベツ、夏にトウモロコシなどを栽培する村田さん。農業を始めて8年目となる今年は、野菜の値段が初めて高騰しているそうです。家が農家だったため、父親の背中を見て「いつかは自分も農業をやろう」と思いながらも、静岡市内のIT関係の会社に就職。29歳の時に就農しました。 農業を始めてからは、まとまった休みがとりにくくなりましたが、家族といる時間は増えたと笑顔を見せる村田さん。子どもが「農業をやりたい」といったら反対はしませんが「お父さんが大変そうだからやりたくない」とは思われないような農業経営をしたいと話します。 農業に携わっていると会社員時代より地域に密着した活動が増え、消防団の活動に参加が増えたり組の役回りなど、地域の人たちとのコミュニケーションの輪が広がりました。また、県内外のマルシェに出向き、野菜を積極的に販売しています。野菜をきっかけにお茶も売れればと、お茶の販売方法も探ります。 村田さんの作るおいしいキャベツは鳥や獣にとっても絶品。キャベツ栽培を始めて間もない頃「さあ、明日収穫するぞ!」と意気込み、次の日畑に行ってみると、見事に鳥に食べ荒らされていたこともあったとか。鳥よけのテープを張っても、歩いて地面から侵入されたり、電柵を設置してもハクビシンに穴を掘られて食べられたり、鳥獣との戦いは尽きません。 冬キャベツは煮たり炒めたり、幅広い料理に向き、春キャベツは甘くて柔らかいため生食が向いているそうです。これから旬を迎える村田さんの春キャベツは「まんさいかん島田」に4月いっぱいまで出荷が続きます。

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