おおいがわの収穫人

向島和詞さん
向島和詞さん

広報誌
“地域発!情報ステーション おおいがわ”
2017.6号 掲載

経験こそが叡智

藤枝市瀬戸ノ谷
向島和詞さん

23歳で全国最年少の青年農業士に認定され、常に向上心を持って農業に取り組んできた向島和詞さん。17年前にお茶部門で有機JASを全国で一番初めに取得し、世界基準であるGFSIガイダンスドキュメントのより明細な基準を満たし、J-GAPAdvanceの認証を受けた葉っピイ向島園㈱の後継者として、先代の父が亡くなった18歳で就農しました。13年目となる現在、妻と5人のスタッフで有機茶園を管理しています。 父から農業に関する知識や技術の引き継ぎがないまま就農したため、就農当初は勉強の毎日でした。お茶問屋に優良茶農家を紹介してもらい、軽トラックで多くの茶農家へ出向き、直接茶の木や加工を見て作物の性質を学びました。今でも親交のある農家を訪れ、情報交換を行っています。「経験こそが叡智」と話す向島さん。人は自ら失敗という道を選択しませんが、失敗を含め多くの経験を重ねることで、より優れた知恵を身につけることができます。向島さんはトラブルが起こったとき、「ピンチはチャンス」を合言葉にどう乗り越えるのかを考えることに楽しさを感じるそうです。 “葉っピイ”向島園の“葉っピイ”なスタッフが“葉っピイ”な茶園で栽培しているお茶は、飲んだ人がhappy♪な気持ちになることを目指して作られています。自身が茶園に出続けることで出来ることがまだまだあると考えているため、今後の目標は経営者となる人を育てることだそうです。「モノ言わぬモノにモノを言わせるモノ作り」と話す向島さん。昨日よりも今日。今日よりも明日を目指して進化し続けます。

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