おおいがわの収穫人

柘植龍男さん
柘植龍男さん

広報誌
“地域発!情報ステーション おおいがわ”
2017.7号 掲載

「ありがとう」からはじまるブルーベリー作り

藤枝市大東町
柘植龍男さん

農業分野で障がい者就労を支援する農福連携事業に携わりながら、「まんさいかん藤枝」を中心にブルーベリーを出荷している柘植龍男さん。65歳となる現在、約60 アールのほ場を経営しています。以前は会社員として働く傍ら兼業農家として、ブルーベリーやイチジクなどを栽培してきましたが、農業に専念しようと55歳で会社を早期退職し、専業農家に転身しました。 お客様に安全・安心でおいしい農産物を食べてもらおうと有機栽培にこだわり、ショウガやカッコンなど12種類の漢方生薬が配合された液肥を使う漢方栽培や超好濃度炭素資材を使い土中の微生物の働きを活用した炭素循環型農業に取り組んでいます。常に新しい技術を取り入れようと月に一度、愛知県にある肥料会社の知人を訪ね勉強しています。 「ありがとう」という言葉を大切にしている柘植さんは、人との出会いに感謝することを心掛けています。感謝の心を持つことが人脈にも繋がってきました。作物にも感謝をしながら栽培をすると、結果として応えてくれるため、農業にやりがいを感じるそうです。若い世代に農業の魅力を知ってもらい、農業を職業として選択してもらえるようにすることが今の夢だと話します。 柘植さんのブルーベリーは、皮が薄く実が大きいのが特徴で、口に入れた瞬間にさわやかな甘みが広がります。販売規格をそろえるため、ブルーベリー農家では珍しい選果機を使い、粒をそろえてパック詰めをしています。500円玉サイズを目標に、今日もほ場で奮闘する柘植さんです。

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