おおいがわの収穫人

柘植成文さん
柘植成文さん

広報誌
“地域発!情報ステーション おおいがわ”
2018.3号 掲載

家族の団結で市場の信頼を確保

藤枝市大洲
柘植成文さん

㈲アグリ水耕農園の2代目として、1.5ヘクタールのビニールハウスで水耕栽培を行う柘植成文さん。藤枝市でミツバや葉ネギ、リーフレタスを栽培し、約700㎏のミツバを毎日出荷しています。 柘植さんは、10年ほど前に姉弟と相談し、父の立ち上げた農園を手伝うことを決意しました。就農当時は、父親から栽培についてのノウハウを学び、今では代表取締役社長として手腕を発揮しています。栽培管理を担当し、姉が出荷調整と荷造り、弟が出荷量の調整やリーフレタスの栽培、JA・市場とのパイプ役になるなど、それぞれが分担作業しています。 「農業は総合力」。どの作物をいつ作り、どこに販売するのかを考え、すべてがつながって初めて経営できると話します。JA職員や市場担当者と連絡をこまめにとり、品質だけでなく必要な時期に必要な量を出荷できるように調整を行っています。特に季節の変わり目は、気温が急に上がり生育が早まったり、涼しい日が続き生育が遅くなったりと、安定した収量を確保するためにビニールハウス内の温度管理に気を配っています。また、収穫後の古い葉の除去や洗浄後の脱水などで傷がつかないよう丁寧に作業することで、品質面での評価が上がり、市場からの信頼を得ています。 「家族の仕事への責任と役割を明確にし、それぞれが目的を果たすことで『アグリ水耕ブランド』に繋がる」と真剣な顔で話す柘植さん。新たにサラダ用野菜の導入を検討するなど、柘植さんの挑戦は続きます。

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