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高品質のイチゴ出荷に向け培養苗の期待高まる

2016/08/22 更新

高品質のイチゴ出荷に向け培養苗の期待高まる

JA大井川で22日、2017年産イチゴ苗の順化作業を始めました。培養施設を備え職員が生長点培養をしているJAは全国的にも数少なく、同JAでは、高品質で安定したイチゴを生産するため、10年以上前から生長点培養を行っています。

2015年に静岡県オリジナル品種「きらぴ香」の栽培が始まり、ピーク時より出荷量は減ったが生産者の評価は高く、今年度は11月から始まる秋苗と2月以降の春苗の「紅ほっぺ」約5000本(前年4000本)の出荷を見込んでいます。

藤枝市の同JA農産物集出荷場分析室では、2月下旬から親株の生長点を採取し、培養を始めました。この日は、3㌢程に成長した苗500本を焼津市の同JA育苗センターに持ち込み、職員が専用トレイに丁寧に植え付けました。植え付けた苗は室温25℃、湿度90㌫以上に設定した順化室で2週間程度生育させた後、一株ずつポットに鉢上げし、同JA園芸協議会苺部会の生産者に出荷します。順化作業は、培養苗にストレスを与えないよう暑さがおさまる盆過ぎに始め、10月下旬までに6回行う予定です。

培養を担当する同JA販売企画課の藤田清係長は「組合員に品質の良い苗を届けられるよう、今後の管理を徹底していきたい」と話しました。

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