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焼津産イ草の製品化に向けて1歩前進

2018/11/09 更新

焼津産イ草の製品化に向けて1歩前進

静岡県と焼津市、JA大井川が耕作放棄地解消のため畳メーカー㈱キツタカと進める「イ草推進プロジェクト」で9日から畳表の製織作業が始まりました。焼津産イ草の製品化を本格的に進めていくため、今年から同市で原料の生産から畳表の製造までを行います。

同プロジェクトでは、昨年の1月に試験的に30㌃でイ草の栽培を始めました。今年は原料確保のため栽培面積を60㌃に増やし、昨年に比べ3倍の収穫量となりました。今年産のイ草を使って30枚ほどの畳表が織れる予定。また、地元の米生産者に現地スタッフとして栽培管理を委託しているため、雇用拡大にもつながっています。

初日は、焼津市吉永の倉庫に市役所職員や同社社員、現地スタッフなど10人が集まりました。現地スタッフが、イ草が折れないように霧吹きでイ草の表面を濡らしてから丈を均一にするため手でイ草を選別。イ草の根の向きが互い違いになるように製織機の左右にある投入口から束にして入れ、畳を織り進めていきました。同市役所農政課の久保山巌夫課長は「昨年に比べて、イ草の色も良好だ。焼津産イ草の製品化に向けて1歩前進できた」と今年の出来を喜びました。完成した畳表は、関係者に感謝の印として配られます。

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