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トウモロコシ栽培3年目で面積2倍に拡大

2019/07/17 更新

トウモロコシ栽培3年目で面積2倍に拡大

藤枝市蔵田地域の㈱蔵田茶農園のトウモロコシの出荷が始まりました。トウモロコシ栽培は、2017年から茶の補完作物として25㌃で栽培を始め、土地にあった栽培方法や品種を選んできました。3年目を迎える今年は、1年目の2倍の50㌃に面積を増やし、茶価の低迷による収入減少を補完作物で安定させていきます。

同茶農園が作る標高約500㍍で栽培するトウモロコシを「高原トウモロコシ」と名付け、昨年はピーク時に1日300本以上が売れる人気です。昼夜の寒暖差が大きいことで甘みが強いと好評で、平均気温が低いこともあり平野部との出荷の時期がずれ、8月末まで味わえます。今年は、地域貢献を兼ねて、子ども達に地元の野菜を食べてもらおうと、17日に(学)高根学園高根幼稚園の園児を招き、トウモロコシ刈りを行いました。園児は「よいしょ」と声を出しながら、袋いっぱいに詰め、茹であがったトウモロコシを食べると「甘くておいしい」と笑顔を見せました。

同地域では、10年以上前から蔵田茶農協と同地域の茶の存続を考え、茶農協で農業経営ができるよう定款を改定し、耕作放棄地の茶園を管理してきました。組合員減少で株式会社化を検討する中で、経営の安定を図ろうと2017年からトウモロコシの栽培を始めました。同茶農協解散後、18年に同茶農園を設立。今年度は1年を通じて安定した収入確保を図ろうと、トウモロコシやレタス、ネギなどを栽培します。同茶農園の森下隆正社長は「茶業界が厳しい中、地域に貢献しながら収益を確保する経営を考えていく」と意気込みました。「高原トウモロコシ」は、JA大井川ファーマーズマーケット「まんさいかん」や毎週土、日曜日の午前中に同茶農園の店頭で販売します。

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