おおいがわの収穫人

北川博司さん
北川博司さん

広報誌
“地域発!情報ステーション おおいがわ”
2020.5月号 掲載

大切なことはビシッと決める

島田市神座
北川博司さん

60歳で会社を定年退職し、農業を始めた北川博司さん。11月中旬から興津早生、青島温州、ポンカンなど柑橘類を中心に「まんさいかん」に出荷しています。様々な品種を栽培することで、収穫作業を分散しています。そして、現在出荷しているのが、さっぱりとした甘みと酸味が特徴の「紅甘夏」で、6月末まで店頭に並びます。 農業の基礎は、20代で父親の代わりに参加したJAの剪定講習会。農業を始めるとは思っていなかったものの、いつか役立つ日がくると覚えていたことを、 40年近くたった今、初めて実践することができました。 「大切なことはビシッと決めろ」と小学生の時に言われた祖父の教えを念頭に、栽培管理を徹底しています。樹を上、中、下とおおまかに3分割し、樹を上、中、下とおおまかに3分割し、樹の幹周辺の下段の剪定や消毒を徹底することで、肥料の吸収率があがり、高品質なものができるそうです。北川さんが出荷する柑橘類を見た「まんさいかん」の出荷者からは、「栽培方法を教えてほしい」と聞かれるほどになりました。 「風呂上りに食べる砂糖漬の紅甘夏が最高」と笑顔で話す北川さん。果肉を取り出して5等分にした実をタッパーに入れ、大さじ2杯の上白糖をまぶし、一晩おくだけの簡単レシピを教えてくれました。毎日寝る前に飲む酒粕甘酒で農作業の疲れを癒し、明日への糧にしています。

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