事業計画
JA大井川3か年計画
~農業と地域の未来をつむぐ“協同の力”~
(令和7年度~令和9年度)
令和7年度から始まる3か年計画は、「10 年後の現実像」に向けた最終の計画となります。これからの3年間でどのように取り組み、5年、10 年先につなげていくかが、非常に重要となります。
「農業と地域の未来をつむぐ」は、糸を紡(つむ)ぐように、農家組合員と「食と農」の価値を共有する地域住民との関係性を深め、お互いを結びつけながら、豊かな農業と暮らしやすい地域を目指して一体となってすすんでいく姿を表しています。
「協同の力」は、この姿をJAの組合員・役職員が協同組合を通じて実現していくという意思を示しています。
経営理念
JA大井川は農業振興を通じて「食」と「緑」を大切にし、地域社会に貢献する事業と組織活動を積極的に展開し、その結果として経営の成果が組合員をはじめ利用していただく皆さまに還元できる経営体を目指します。
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1
農業を核とした新しい協同組合活動の展開
高齢化・担い手不足が一段と深刻化し、農業生産基盤が弱体化するなかで、個々の農業経営の安定と地域農業の維持・発展を目指すため、組合員および組織会員の結集と事業参画を推進します。
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2
地域社会に貢献する組織体であることの再認識
混住化・多様化する地域社会がJA事業の基盤であることを再認識し、「良き地域社会の一員」を目指して積極的な地域貢献活動を実施します。
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3
信頼と満足が提供できる近代的経営体を追求
事業運営における顧客満足度が優先できる経営体を目指すため、職員教育を強化するとともにリスク管理・コンプライアンス態勢の定着化に努めます。
目標・施策
目標1 産地の維持・拡大に向けた生産基盤の強化
- 施策 1 地域・品目別の「将来像」の実現による農家所得向上と産地維持
- 施策 2 地域農業を支える多様な担い手の確保・育成
- 施策 3 組合員の農を支える事業活動
- 施策 4 地域茶業の振興
目標2 事業環境の変化に対応しうる経営基盤の構築
- 施策 5 JAの事業運営の最適化
- 施策 6 職員の確保・成長支援
- 施策 7 女性のJA運営参画の促進
- 施策 8 健全経営に向けた内部統制の確立・強化
- 施策 9 組合員のくらしを軸とした総合事業の展開
目標3 JA運営を支える組織基盤の強化
- 施策 10 農業・JAへの理解・共感の醸成
- 施策 11 組合員の維持・拡大と関係強化
- 施策 12 組合員の学びの場づくり
- 施策 13 組合員組織の活性化と事業・活動を通じた仲間づくり