富士山静岡空港の近くに住む柴野廣男さんは、茶を中心に畑を含め4ヘクタールを管理しています。茶の栽培面積を年々拡大する傍らで、茶樹の管理が落ち着く冬季の所得の向上を目指して、5年前から本格的に野菜や花木を栽培し、「まんさいかん」に出荷を始めました。消費者によろこんでもらおうと、ブロッコリーや小カブ、ヒサカキなど10品目以上を栽培しています。 栽培品目が多いため、連作障害にならないよう3か所の畑を回しながら、有機肥料中心の施肥と農薬の散布回数を減らした栽培を心掛けています。特に芽キャベツは、土質や栽培環境を選ぶため、栽培場所によって管理方法を変えています。雨の少なかった昨年の11月には、土が乾かないように毎日畑を確認し、水かけを徹底しました。 柴野さんは、消費者が食べて『おいしい』と言ってくれる野菜作りを目指しています。「まんさいかん」での売れ行きや近所の人から味の感想を聞き、味の研究に余念がありません。一つひとつ丁寧に収穫する芽キャベツは、寒さが厳しくなるほど糖度が増して甘みが強くなり、消費者からの評判も上々です。「納得できるものしか出荷しないので、ぜひ味わってほしい」と自信たっぷりに話す柴野さんです。
島田市湯日 柴野廣男さん 広報誌 2021.2月号 掲載
富士山静岡空港の近くに住む柴野廣男さんは、茶を中心に畑を含め4ヘクタールを管理しています。茶の栽培面積を年々拡大する傍らで、茶樹の管理が落ち着く冬季の所得の向上を目指して、5年前から本格的に野菜や花木を栽培し、「まんさいかん」に出荷を始めました。消費者によろこんでもらおうと、ブロッコリーや小カブ、ヒサカキなど10品目以上を栽培しています。 栽培品目が多いため、連作障害にならないよう3か所の畑を回しながら、有機肥料中心の施肥と農薬の散布回数を減らした栽培を心掛けています。特に芽キャベツは、土質や栽培環境を選ぶため、栽培場所によって管理方法を変えています。雨の少なかった昨年の11月には、土が乾かないように毎日畑を確認し、水かけを徹底しました。 柴野さんは、消費者が食べて『おいしい』と言ってくれる野菜作りを目指しています。「まんさいかん」での売れ行きや近所の人から味の感想を聞き、味の研究に余念がありません。一つひとつ丁寧に収穫する芽キャベツは、寒さが厳しくなるほど糖度が増して甘みが強くなり、消費者からの評判も上々です。「納得できるものしか出荷しないので、ぜひ味わってほしい」と自信たっぷりに話す柴野さんです。