宮村智久さんは、6年間の会社勤めを経て、実家の茶農家を継ぎました。就農のきっかけは、自分が小学生のころに書いた文集を見返したことでした。「ぼくの将来の夢は、お茶農家です」と書かれた文字を見て、父や祖父が仕事をする姿にあこがれていた自分の想いがよみがえり、かっこいい農家になるため就農を決めました。 父とともに茶を栽培し12年。茶シーズンには、下湯日茶農協で茶師として製造を担当し、より良い茶づくりに取り組んでいます。父と一緒に仕事を続けることで、本には書いていない管理のタイミングやポイントなどを知り、昔からの栽培管理の大切さを実感するようになりました。 昔からの茶栽培を継承しながらも、新しい方法で初倉地域の茶を盛り上げていきたいと思い、同世代の茶生産者で昨年立ち上げたグループ「Hi! “Tea's”!!!」でイベントへの参加やSNSでの発信などを行っています。また、青壮年部活動でも高品質な茶の研究などをみんなで行い、さまざまな刺激をうけてモチベーションをあげています。毎年同じ作業を繰り返す中でも、新たなことに挑戦し続け、楽しみながら茶栽培をしています。 「新茶は1年に1度しか揉むことができないので、今年も楽しみながらつくりたい」と笑顔で話す宮村さんは、萌黄色の広大な茶畑が広がる牧之原台地で今シーズンの作業を始めました。
島田市湯日 宮村智久さん 広報誌 2022.5月号 掲載
宮村智久さんは、6年間の会社勤めを経て、実家の茶農家を継ぎました。就農のきっかけは、自分が小学生のころに書いた文集を見返したことでした。「ぼくの将来の夢は、お茶農家です」と書かれた文字を見て、父や祖父が仕事をする姿にあこがれていた自分の想いがよみがえり、かっこいい農家になるため就農を決めました。 父とともに茶を栽培し12年。茶シーズンには、下湯日茶農協で茶師として製造を担当し、より良い茶づくりに取り組んでいます。父と一緒に仕事を続けることで、本には書いていない管理のタイミングやポイントなどを知り、昔からの栽培管理の大切さを実感するようになりました。 昔からの茶栽培を継承しながらも、新しい方法で初倉地域の茶を盛り上げていきたいと思い、同世代の茶生産者で昨年立ち上げたグループ「Hi! “Tea's”!!!」でイベントへの参加やSNSでの発信などを行っています。また、青壮年部活動でも高品質な茶の研究などをみんなで行い、さまざまな刺激をうけてモチベーションをあげています。毎年同じ作業を繰り返す中でも、新たなことに挑戦し続け、楽しみながら茶栽培をしています。 「新茶は1年に1度しか揉むことができないので、今年も楽しみながらつくりたい」と笑顔で話す宮村さんは、萌黄色の広大な茶畑が広がる牧之原台地で今シーズンの作業を始めました。