焼津市でイチジクを30年以上栽培している増田高明さんとよし江さん。高明さんは、農家に生まれ、農学校卒業後に就農し、イチゴやトマトなどを作ってきました。50歳の頃にイチジクを初めて食べ、「こんなにうまいものがあるのか」と驚き、すぐに苗木を植え始め、今では40アールの畑でイチジクを栽培しています。 高明さんは、JAおおいがわのいちじく部会に所属しながら「まんさいかん」藤枝と焼津に出荷しています。他の生産者のイチジクのできと比べたり、売れない時には、なぜ売れないのかを考え、長年栽培を続けてきました。 イチジクの栽培を始めた頃は市内に60人程いた生産者も、今では10人程に減りました。焼津をもう一度イチジク産地として盛り上げたいと、5年前から接ぎ木の苗木作りを始めました。病気に強い品種を作ろうと、毎年試行錯誤の連続です。うまくいくことばかりではありませんが、元気に生育した苗木を配り、イチジクの普及に力を注いでいます。 「天気のいい日に畑に出て、もぎとってかぶりつくイチジクが最高」だと笑顔で話す高明さん。初めて食べた感動のイチジクの味をみんなに味わってもらおうと、今日も畑で夫婦仲良く収穫をしています。
焼津市中根新田 増田高明さん 広報誌 2020.9月号 掲載
焼津市でイチジクを30年以上栽培している増田高明さんとよし江さん。高明さんは、農家に生まれ、農学校卒業後に就農し、イチゴやトマトなどを作ってきました。50歳の頃にイチジクを初めて食べ、「こんなにうまいものがあるのか」と驚き、すぐに苗木を植え始め、今では40アールの畑でイチジクを栽培しています。 高明さんは、JAおおいがわのいちじく部会に所属しながら「まんさいかん」藤枝と焼津に出荷しています。他の生産者のイチジクのできと比べたり、売れない時には、なぜ売れないのかを考え、長年栽培を続けてきました。 イチジクの栽培を始めた頃は市内に60人程いた生産者も、今では10人程に減りました。焼津をもう一度イチジク産地として盛り上げたいと、5年前から接ぎ木の苗木作りを始めました。病気に強い品種を作ろうと、毎年試行錯誤の連続です。うまくいくことばかりではありませんが、元気に生育した苗木を配り、イチジクの普及に力を注いでいます。 「天気のいい日に畑に出て、もぎとってかぶりつくイチジクが最高」だと笑顔で話す高明さん。初めて食べた感動のイチジクの味をみんなに味わってもらおうと、今日も畑で夫婦仲良く収穫をしています。