焼津市でホウレンソウなどの葉物野菜を中心に作り、「まんさいかん」に出荷している藁科鉃男さん。農家に生まれ、高校卒業後に両親の手伝いで農業をしていましたが、区画整理などで農地が減ったことで会社に勤め始めました。3年前に退職し、本格的に農業を始め、現在は 50アールの農地で水稲や野菜類を栽培しています。 「毎日が勉強で、毎日がチャレンジだ」と話す藁科さん。いくつもの種苗会社のカタログに目を通し、気になった種を取り寄せて、「チンゲンナバナ」や「ツルムラサキ」など聞きなれない品種の野菜づくりにも挑戦しています。珍しすぎて消費者が手を出しにくい野菜には、「まんさいかん」の店頭に手作りのPOPで目を引く工夫をしています。 藁科さんは長年、在来種のニンニクを栽培しています。就農してからは、今まで以上に手間をかけ、畑で作った野菜の葉や茎を乾燥させて堆肥代わりにしたり、有機質肥料を多く入れたりして、フカフカな土を作るようにしています。今では、会社に勤めていた時よりひと回り以上大きく立派なニンニクが収穫できるようになりました。 藁科さんのニンニクは、5月から8 月末まで「まんさいかん焼津」に並びます。「出荷する時は嫁に出した気持ちだ」と我が子の話をするかのように、笑顔を見せてくれました。
焼津市八楠 藁科 鉃男さん 広報誌 2020.6月号 掲載
焼津市でホウレンソウなどの葉物野菜を中心に作り、「まんさいかん」に出荷している藁科鉃男さん。農家に生まれ、高校卒業後に両親の手伝いで農業をしていましたが、区画整理などで農地が減ったことで会社に勤め始めました。3年前に退職し、本格的に農業を始め、現在は 50アールの農地で水稲や野菜類を栽培しています。 「毎日が勉強で、毎日がチャレンジだ」と話す藁科さん。いくつもの種苗会社のカタログに目を通し、気になった種を取り寄せて、「チンゲンナバナ」や「ツルムラサキ」など聞きなれない品種の野菜づくりにも挑戦しています。珍しすぎて消費者が手を出しにくい野菜には、「まんさいかん」の店頭に手作りのPOPで目を引く工夫をしています。 藁科さんは長年、在来種のニンニクを栽培しています。就農してからは、今まで以上に手間をかけ、畑で作った野菜の葉や茎を乾燥させて堆肥代わりにしたり、有機質肥料を多く入れたりして、フカフカな土を作るようにしています。今では、会社に勤めていた時よりひと回り以上大きく立派なニンニクが収穫できるようになりました。 藁科さんのニンニクは、5月から8 月末まで「まんさいかん焼津」に並びます。「出荷する時は嫁に出した気持ちだ」と我が子の話をするかのように、笑顔を見せてくれました。