JA大井川の花卉協議会に所属し、数少ないガーベラ生産者の一人である田代高嘉さん。35種類のガーベラを栽培し、年間80万本を出荷しています。
高嘉さんのガーベラは、色の鮮やかさや姿かたちが高く評価され、これまでに数々の大会で受賞しています。今でこそ、安定した品質と供給で市場からの信頼も厚いですが、栽培を続ける中で何度も壁にぶつかってきました。
29歳で土耕栽培を始めた当初は、連作障害に悩まされていましたが、試行錯誤を重ねた末、隔離プランター栽培にたどり着きました。この栽培方法により、病気が出ても被害を最小限に抑えて効率よく管理できるようになったため、生産量を安定させることができました。その後も、近隣JAの生産者との勉強会や設備投資を行うなど生産と品質の向上に取り組んでいます。今では、JAの職員とともに市場や卸業者と情報交換やイベントに出向くなど、販売にも力を入れています。
「日本一の安定品質を目指している。これからもお花屋さんの期待に応える品質を追求して多くの人に喜んでもらいたい」と、思いを語る高嘉さん。
7年前からは、息子の隼一さんも交えて栽培していて、「これから徐々に花の管理を任せていきたい」と話す高嘉さんに、「父の築きあげてきたものを絶やさずに良質なガーベラを作っていきたい」と隼一さんも応えます。
ガーベラで多くの人を楽しませようと「Enjoy theflowers」をモットーにしている田代さん親子のガーベラは、ますます彩りを増すことでしょう。
島田市中河 田代高嘉さん、隼一さん 広報誌2023.10月号掲載
JA大井川の花卉協議会に所属し、数少ないガーベラ生産者の一人である田代高嘉さん。35種類のガーベラを栽培し、年間80万本を出荷しています。
高嘉さんのガーベラは、色の鮮やかさや姿かたちが高く評価され、これまでに数々の大会で受賞しています。今でこそ、安定した品質と供給で市場からの信頼も厚いですが、栽培を続ける中で何度も壁にぶつかってきました。
29歳で土耕栽培を始めた当初は、連作障害に悩まされていましたが、試行錯誤を重ねた末、隔離プランター栽培にたどり着きました。この栽培方法により、病気が出ても被害を最小限に抑えて効率よく管理できるようになったため、生産量を安定させることができました。その後も、近隣JAの生産者との勉強会や設備投資を行うなど生産と品質の向上に取り組んでいます。今では、JAの職員とともに市場や卸業者と情報交換やイベントに出向くなど、販売にも力を入れています。
「日本一の安定品質を目指している。これからもお花屋さんの期待に応える品質を追求して多くの人に喜んでもらいたい」と、思いを語る高嘉さん。
7年前からは、息子の隼一さんも交えて栽培していて、「これから徐々に花の管理を任せていきたい」と話す高嘉さんに、「父の築きあげてきたものを絶やさずに良質なガーベラを作っていきたい」と隼一さんも応えます。
ガーベラで多くの人を楽しませようと「Enjoy theflowers」をモットーにしている田代さん親子のガーベラは、ますます彩りを増すことでしょう。