健康維持のために、「青島温州」ミカンやレモンなどの園地17アールとプチヴェールなどの畑3アールを夫の一夫さんとともに管理する牧田きくのさん。 15年前の「まんさいかん」の設立をきっかけに出荷者育成講座「あぐりセミナー」を受講し、藤枝店と焼津店に農産物や自家製の惣菜を出荷しています。きくのさんは、20歳の時に茶農家から7代続くミカン農家である牧田家に嫁ぎました。繁忙期になると、朝早くから急傾斜の山道を徒歩で登り、収穫したミカンを山から運び出します。作業に慣れていなかったきくのさんは、脚立を使うほどの大きな樹からうまく収穫ができず、一夫さんに教えてもらいながら手の届く範囲を作業しました。機械化が進んでいない当時は運搬も大変でしたが、「収穫の合間に食べたミカンがおいしくて、その時の味は忘れられない」と笑顔で振り返ります。現在は、10数年前から行っている改植で樹を背丈ほどの大きさに調整し、管理をしやすくしています。栽培管理は主に一夫さんが担当していて、きくのさんは収穫や販売を手伝います。 「食生活と健康に気を付けて、夫婦で長く農業を続けたい」と話すきくのさん。収穫を迎えたミカンは夫婦で味を確認し、納得できる甘みになる1月頃に「まんさいかん」に並びます。
藤枝市岡部町三輪 牧田きくのさん 広報誌 2022.1月号 掲載
健康維持のために、「青島温州」ミカンやレモンなどの園地17アールとプチヴェールなどの畑3アールを夫の一夫さんとともに管理する牧田きくのさん。 15年前の「まんさいかん」の設立をきっかけに出荷者育成講座「あぐりセミナー」を受講し、藤枝店と焼津店に農産物や自家製の惣菜を出荷しています。きくのさんは、20歳の時に茶農家から7代続くミカン農家である牧田家に嫁ぎました。繁忙期になると、朝早くから急傾斜の山道を徒歩で登り、収穫したミカンを山から運び出します。作業に慣れていなかったきくのさんは、脚立を使うほどの大きな樹からうまく収穫ができず、一夫さんに教えてもらいながら手の届く範囲を作業しました。機械化が進んでいない当時は運搬も大変でしたが、「収穫の合間に食べたミカンがおいしくて、その時の味は忘れられない」と笑顔で振り返ります。現在は、10数年前から行っている改植で樹を背丈ほどの大きさに調整し、管理をしやすくしています。栽培管理は主に一夫さんが担当していて、きくのさんは収穫や販売を手伝います。 「食生活と健康に気を付けて、夫婦で長く農業を続けたい」と話すきくのさん。収穫を迎えたミカンは夫婦で味を確認し、納得できる甘みになる1月頃に「まんさいかん」に並びます。