焼津市中新田でオクラやスイカ、キュウリなど10数種類の野菜を栽培する加藤郁男さん。
若い頃から野菜作りが好きで、趣味で家庭菜園を始め、退職後、本格的に野菜栽培に取り組み、まんさいかんへ出荷して2年目になります。
加藤さんは野菜作りに熱心で栽培方法にもこだわりがあります。種から苗を育てること、農薬は最小限になるよう工夫を重ね、農作業の効率化を考えています。例えば、減農薬対策として、アブラムシがお尻から出す甘汁を、アリがアブラムシごと食べる性質を利用した害虫駆除に取り組んでいます。また防鳥対策として、カラスは自分の翼が物に触れることを嫌うため、防鳥ネットを避けて地面を歩いて畑に侵入する性質を利用し、地面から30㎝の高さに1本の線を張ることで侵入を防いでいます。
効率化を図るため、旬であるスイカ栽培では、30株のスイカのツルを畝の通路側に誘引し、受粉した日がわかるように、ツルで生い茂る畑の中でも棒の先のテープを目印に手繰っていけば、簡単に収穫できるよう工夫しています。
オクラは、丸オクラ(ネリ)と角オクラ(アーリーファイブ)の2種類を午前5時と午後4時の2回、6月中旬から11月頃まで収穫しています。草丈も最高2.3m程まで成長するため、収穫は大変ですが、「妻から励まされたり、畑の近くを通る人が声をかけてくれると嬉しい」と話します。加藤さんは、今後の抱負として「毎年新しい種類の野菜作りに挑戦していきたい」と語ってくれました。
焼津市中新田 加藤郁夫さん 広報誌2024.8月号掲載
焼津市中新田でオクラやスイカ、キュウリなど10数種類の野菜を栽培する加藤郁男さん。
若い頃から野菜作りが好きで、趣味で家庭菜園を始め、退職後、本格的に野菜栽培に取り組み、まんさいかんへ出荷して2年目になります。
加藤さんは野菜作りに熱心で栽培方法にもこだわりがあります。種から苗を育てること、農薬は最小限になるよう工夫を重ね、農作業の効率化を考えています。例えば、減農薬対策として、アブラムシがお尻から出す甘汁を、アリがアブラムシごと食べる性質を利用した害虫駆除に取り組んでいます。また防鳥対策として、カラスは自分の翼が物に触れることを嫌うため、防鳥ネットを避けて地面を歩いて畑に侵入する性質を利用し、地面から30㎝の高さに1本の線を張ることで侵入を防いでいます。
効率化を図るため、旬であるスイカ栽培では、30株のスイカのツルを畝の通路側に誘引し、受粉した日がわかるように、ツルで生い茂る畑の中でも棒の先のテープを目印に手繰っていけば、簡単に収穫できるよう工夫しています。
オクラは、丸オクラ(ネリ)と角オクラ(アーリーファイブ)の2種類を午前5時と午後4時の2回、6月中旬から11月頃まで収穫しています。草丈も最高2.3m程まで成長するため、収穫は大変ですが、「妻から励まされたり、畑の近くを通る人が声をかけてくれると嬉しい」と話します。加藤さんは、今後の抱負として「毎年新しい種類の野菜作りに挑戦していきたい」と語ってくれました。