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農業への情熱と挑戦

藤枝市でミカンを中心にトウモロコシやジャンボラッカセイなどを栽培する青島さんは、今年で就農4年目を迎えました。就農以前は車の金型を作る会社で働いていましたが、いずれは独立を考えていました。何をするか模索していたところ、祖父母の農業を手伝っていたことや趣味で家庭菜園をしていたことがきっかけとなり、農業を選びました。

青島さんは、トウモロコシをビニ—ルハウスと露地の二刀流で栽培しています。それぞれの栽培方法には特性があリ、ハウス栽培では害虫が出にくい一方、露地栽培では天候や防除スケジュールが複雑になるため、試行錯誤を重ねながら取リ組んでいます。また、まんさいかんに出荷する際には、トウモロコシの粒が見えるように一部皮を剥き、袋詰めの際にはぴったリとテープでとめるなど、ひと手間を惜しみません。青島さんのトウモロコシは人気で、取リ置きの予約が入ることもあるそうです。

今後はミカンを主軸にスマ—卜農業や作業の効率化を図リながら、栽培面積を2haまで広げることを目標にしています。趣味でサッ力—のチ—ムにも所属するほど体を動かすことが好きな青島さんは、「農業が自分の性分に合っている」と話します。「収穫したての農産物を自分が一番に味わえるのが何よリのご褒美。これからも楽しんで続けたい」と、爽やかな笑顔で語ってくれました。

藤枝市立花 青島 信介さん 広報誌2025.7月号掲載