焼津市でサトイモを栽培する橋ヶ谷敏行さん。会社に勤めながら父の農業を手伝い、定年後から本格的に農業を始めました。稲作を中心に、少しずつ野菜の栽培を始め、12年目を迎えます。サトイモ栽培のきっかけは、6年ほど前にお遍路で四国を巡った時に食べたサトイモのおいしさに感動したことで、その年から手探りで栽培を始めました。現在は8アールの畑でサトイモを栽培しています。 サトイモは、親イモから子イモ、孫イモまで収穫でき、多い時には一株に4キロ以上の実を付けます。そのため、収穫作業は重労働ですが、それ以上に消費者に手に取ってもらった時の喜びが大きく、栽培方法を研究しながら少しずつ面積を増やしています。一つひとつ手作業で丁寧に収穫しながら、大小様々なサトイモを部位や見た目などでランクを分け、販売価格を決めて「まんさいかん」藤枝と焼津、静浜に出荷しています。今年は栽培した畑の土と相性が良く、水管理もうまくできたことで「例年以上に大きいものが収穫できた」と笑顔を見せてくれました。 橋ヶ谷さんのサトイモは、粘り気がありやわらかいと評判で、小さなものは茹でておつまみ、親イモは細かく刻んでコロッケやハンバーグに最適です。「80歳くらいまではサトイモを作り続けたい」と汗を流しながら収穫に励みます。
焼津市田尻北 橋ケ谷 敏行さん 広報誌 2021.11月号 掲載
焼津市でサトイモを栽培する橋ヶ谷敏行さん。会社に勤めながら父の農業を手伝い、定年後から本格的に農業を始めました。稲作を中心に、少しずつ野菜の栽培を始め、12年目を迎えます。サトイモ栽培のきっかけは、6年ほど前にお遍路で四国を巡った時に食べたサトイモのおいしさに感動したことで、その年から手探りで栽培を始めました。現在は8アールの畑でサトイモを栽培しています。 サトイモは、親イモから子イモ、孫イモまで収穫でき、多い時には一株に4キロ以上の実を付けます。そのため、収穫作業は重労働ですが、それ以上に消費者に手に取ってもらった時の喜びが大きく、栽培方法を研究しながら少しずつ面積を増やしています。一つひとつ手作業で丁寧に収穫しながら、大小様々なサトイモを部位や見た目などでランクを分け、販売価格を決めて「まんさいかん」藤枝と焼津、静浜に出荷しています。今年は栽培した畑の土と相性が良く、水管理もうまくできたことで「例年以上に大きいものが収穫できた」と笑顔を見せてくれました。 橋ヶ谷さんのサトイモは、粘り気がありやわらかいと評判で、小さなものは茹でておつまみ、親イモは細かく刻んでコロッケやハンバーグに最適です。「80歳くらいまではサトイモを作り続けたい」と汗を流しながら収穫に励みます。