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あぐりセミナーを通じて始まる第二の農業人生

企業を定年後、J Aおおいがわの「あぐリセミナー」を3年受講して農業を始めた山本新太郎さん。「初めは、自分で作ったものが形になることが嬉しかったのですが、J Aの職員から『まんさいかんに出荷してみませんか』と、声をかけられて出荷するようになリました。まんさいかんに出荷するということは、お金をいただくことになるのでしっかリしたものを作ろうと、一生懸命育てています」と振リ返リます。

農業を始めて10年ほどになリますが、ここ数年は気候に振リ回されることが多くなったといいます。「季節が二季化している」と話す山本さん。近年は「暑い」というより「ジリジリと照り付ける太陽がまるでフライパンの上で焼かれているよう」と表現しました。また、農業を始めて自然に対して敏感になったとも話します。「自然相手の仕事だから天気を気にしたり、街路樹に花が咲いているのを見ると、去年より咲くのがちょっと早いな、なんて思っょうになリました」と山本さん。

芽キャベツの栽培を始めたのは4年前。島田営農経済センターを中心に茶の複合作物として栽培が始まリました。「芽キャベツは、比較的新しい野菜なので一般の方にまだまだ浸透していない。軽くゆでてマヨネーズを付けるだけでもおいしいし、てんぷらにしてもおいしく、栄養価も高い。ぜひ_度食べてみてください」と笑顔で語リました。

島田市細島 山本 新太郎さん 広報誌2026.1月号掲載