JA大井川島田営農経済センターは9月22日、農業分野で活躍する島田市内の若手女性が気軽に交流できる場を作ろうと、島田支店で第一回目のミーティングを開きました。グループ名は「しまだ♡農gal(しまだのうぎゃる)」で、販売会やSNS等での活動内容の発信、農業関連の研修会などを2カ月に1回の頻度で予定しています。
同市で農業法人を経営する株式会社アサオカグリーンファームの淺岡諭志社長と株式会社天空農園の増田道則社長、株式会社ハラダ製茶農園の北川清久社長は、勤務する女性従業員の少なさから、女性同士で業務内容や個人的な悩みを共有できる場が必要と考えていました。今回、同センターが3社や市内の女性農業関係者を結び付け、女性9人でのミーティングが実現しました。
同センターの天野紀之センター長は「JAが率先して女性農業者の交流の場を作ることで、新たな気付きやビジネスの展開へとつなげていきたい」と期待します。
ミーティングでは、参加者同士で農業に従事していて楽しいことや女性農業者が働きやすい環境づくりなどについて意見を交換したあと、今後の活動内容を検討しました。参加したアサオカグリーンファームの塚本真菜さんは「女性としてのライフプランニングを確立し、新しい人材が地域に入ってきやすい環境を作りたい」と話しました。