JA大井川肉牛部会は10月2日、管内で飼育されている優秀な家畜について改良増殖の推進と飼養管理技術の向上を目指し、浜松市の食肉地方卸売市場で肉用牛枝肉共励会を開きました。同部会員4人が黒毛和種6頭と交雑種6頭を出品し、黒毛和種の部で秋山茂雄さん、交雑種の部で山名邦雄さんが最優秀賞を受賞しました。
審査は、(公社)日本食肉格付協会の職員を審査員に、同協会の枝肉取引規格を基準として枝肉の脂肪の厚さや肉の締まり具合などを部門ごとに審査しました。入賞牛は、肉質の脂のりや色が良く、バランスが良いとの評価を得ました。生産者は、審査員と意見交換を行ったあと、市場取引現場の見学などをしました。
同JA営農経済部の寺坂雅俊部長は「畜産を取り巻く環境は厳しいが、良い牛を育てて盛り上げてもらいたい」と話しました。