地域食材を通じて藤枝市の魅力を伝え、市民の健康的な食生活を支援しようと、同市とJA大井川が連携して、タンパク質や野菜がバランスよくとれる弁当「ふじえだ健やか弁当」が完成しました。同市が10月29日に開く「第6回フード!スマイルフェスティバルinふじえだ」で先行販売され、11月3日からは土日祝日のみ同市の同JAファーマーズマーケット「まんさいかん藤枝」で販売します。
弁当は、同市の仕出し料理専門店の食彩ランナーが製造する。同市健康推進課の管理栄養士が監修し、タンパク質や野菜は一日の必要摂取量の1/3が含まれ、食塩相当量は1/3に抑えるなど栄養バランスを考えて仕上げました。市の伝統食や文化を取り入れ、サッカーおにぎりや染飯、シイタケ肉詰めフライなど9品を入れました。食材の7割以上を市内の農産物とし、米は同JAの「JAおおいがわ金芽米」を使った。年内は、税込み690円の限定価格で販売する。平日は予約販売を行います。
18日は、同JAの杉山芳浩組合長や同社の鈴木栄年社長などが市役所を訪れました。北村正平藤枝市長に完成報告を行ったあと、弁当を試食して意見を交換しました。同JAの杉山組合長は「食を通じた健康づくりの一助ができたらうれしい。今後もJAとして地域貢献を続けていく」と話すと、北村市長が「地域の食材を通じた市の魅力発信につなげ、様々な機関と協力して藤枝市を高めていきたい」と話しました。