苺部会は12月8日、クリスマスや年始の出荷ピークに向けて品質を統一しようと、農産物集出荷場で目ぞろえ会を開きました。部会員や市場担当者など約50人が参加し、出荷規格を確認しました。
目ぞろえ会では、「紅ほっぺ」と「きらぴ香」を階級ごと用意し、集荷場へ着いた時点の着色基準やオドリ防止のためのパック詰めの方法などを部会員で確認しました。同部会の田中雅人部会長は「店頭でいかに消費者の心を掴めるかが重要。出荷規格を再認識し、市場各社が販売しやすいパック詰めを心掛けて出荷しよう」と呼びかけました。
同部会のイチゴは、JA静岡経済連を通じて国内や海外に出荷されています。年々増える海外輸出の運輸規格にそろえるため、来年度出荷分から見直される出荷資材の使い方も学びました。