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大梅の出荷がスタート

JA大井川果樹林産協議会梅部会は5月18日、梅の産地として知られる島田市の伊太地区で大梅の集荷を始めました。部会員2人が伊太集荷場にL~2Lサイズ(直径3~4㌢)の大梅品種「改良内田」約100㌔を持ち込み、JA職員が傷の有無や大きさなどを検品して県内の市場に出荷しました。5月下旬の梅酒需要をピークに6月までに5㌧の出荷を見込みます。

今年は、冬の低温と乾燥で平年より発芽が遅れましたが、ひょうや霜の被害もなく順調に生育しています。同部会の増田喜好副部会長は約20㌔を出荷し、「果実肥大が良好で、今年も外観のきれいな梅が育った」と笑顔を見せました。

出荷と同時に行った目揃え会では、部会員8人が果実を手に取りながら肥大の程度や収穫時期などを確認しました。同部会の大塚猪太郎部会長は「近年の気候変動もあり栽培管理は難しいが、JAの指導にのっとり高品質な梅を出荷してほしい」と呼び掛けました。

同部会は、29人で298㌃を栽培しています。鮮度や品質が良く、市場からの引き合いも強いです。今後は、県内や関東圏の市場へ「改良内田」や「島田八房」、「白加賀」、「南高」を順次出荷します。

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