藤枝市「地域計画」進む
藤枝市は、地域の将来の農地利用の姿を明確にした計画と地図を策定するため、農林水産省が進める「地域計画」に昨年から取組んでいます。１２月１８日から２１日は、担い手となる農業者に同計画の趣旨や具体的な経営意向を把握してもらおうと、ＪＡ大井川農産物集出荷場で会合を開きました。
初日は、市内北部地域の農業者や同ＪＡ、行政などから約６０人が参加し、同市が地域計画策定の経緯や地図の作成手順、今後の流れなどを説明しました。参加者は、壁に貼った地図を見ながら、農業委員を中心に地区の農地の現況を確認しました。
ＪＡ大井川では、焼津市の同ＪＡ焼津営農経済センター内「やいづ農業支援センター」や静浜営農経済センター、同市の藤枝営農経済センターの３カ所を中心に、農地の賃貸借をまとめる業務を行っています。農外からの就農者を支援するため、研修制度や支援事業を紹介し、就農地の確保や就農計画作成の助言をするなど、地域の現状の把握にも努めています。
