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藤枝・川根地域で茶初取引スタート

JA大井川管内の藤枝地区と川根地区で4月21日、茶の取引が始まりました。最高値は川根地区の手摘みの「やぶきた」38,888円。先行した島田地域と金谷地域を含めて同JAの4つの主要茶産地全てで取引が本格化します。

藤枝地域は、同JA藤枝工場に3茶工場が「やぶきた」や手摘みの「つゆひかり」の荒茶5口122㌔を上場しました。JA職員などが拝見盆で品質を確認した後、斡旋人が茶商と価格交渉を行い取引が成立しました。平均価格は6,300円。同JA藤枝営農経済センターの澤本卓克センター長は「指し値通りの取引が成立し、幸先の良いスタートが切れた」と話しました。本格的な取引は29日頃から始まります。

毎年、全国茶品評会での入賞者を排出する川根地区では、生産者の高木郷美さん(65)が同JA川根工場に荒茶を持ち込みました。薗田靖邦川根本町長や同JA増田政光組合長など関係者35人が見守るなか、高木さんと斡旋人、茶商で威勢の良い手合わせの音を響かせて2口21㌔の取引が成立しました。高木さんは「生育は順調。生産者として、良い川根茶を作るために努力し続けていきたい」と話しました。

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