菊部会は3月7日、春の彼岸需要に向けて品質を統一するため農産物集出荷場で目ぞろえ会を開きました。
目ぞろえ会では、輪菊「神馬(じんば)」と「精興光竜(せいこうこうりゅう)」の2L階級を9箱用意し、部会員やJA静岡経済連担当者11人で花の咲き具合や葉の大きさなどを確認しました。同部会の村松正二部会長は「いよいよ彼岸の時期になる。しっかり注文に対応していこう」と呼びかけました。また、小売店の要望に応えるため、花の入り数を調整した出荷箱の検討をしました。
同部会は、10人で一輪仕立ての輪菊と洋菊、多数の花を咲かせたスプレー菊を中心に約35品種を1.5㌶で栽培しています。静岡県内や福島県の市場に年間を通じて安定的に出荷していて、業務利用や小売店などで多く利用されています。