JA大井川和田支店は、特殊詐欺を未然に防いだとして5月28日、焼津警察署より表彰を受けました。
4月下旬、定期貯金200万円を解約してほしいと来店した客に資金使途を尋ねると、孫を語る人物から「携帯電話と現金600万円の入ったカバンをトイレに行っている間に盗まれた。今日中に必要なお金であり、400万円は上司が用意してくれたのであと200万円を貸してほしい」と電話があったということでした。対応した職員が不審に思い、静岡県警察が進める特殊探被害防止対策「預手プラン」と照らし合わせて上司と相談した結果、警察に通報して詐欺と発覚しました。
当日は、初めに窓口で応対した同支店新入職員の谷澤咲奈さんと、来店客への詳しい聞き取りと警察に通報した藁科雅紀係長が同署の菊地邦宏署長から感謝状を受け取りました。谷澤さんは「入組後すぐでしたが詐欺を防ぐことができて本当に良かった。今後も落ち着いてお客様の様子や話し方を確認して詐欺防止につなげていきたい」と話しました。