JA大井川と、JA静岡青壮年連盟委員長で園芸協議会胡瓜(きゅうり)部会に所属する桜井亮平さんたちは6月11日、島田市立六合東小学校の給食時間に訪れ、5年生に給食に提供したキュウリの栽培方法などを説明しました。
市立南部学校給食センターが取り組む「生産者の学校訪問」。この日のメニューは「キュウリと海藻のサラダ」でした。
同給食センターの栄養教諭久保田由美子さんは、キュウリはミネラルが豊富で、熱中症予防に効果が高いことなどをパネルで説明しました。桜井さんは、生産の工夫、やりがいを紹介。児童に「キュウリはおいしいですか?地元の野菜をいっぱい食べて農業に関心を持ってください」と呼びかけました。
給食後、児童たちは「キュウリのおじさん、キュウリおいしかった。いっぱいおかわりしたよ」と桜井さんに伝え、桜井さんは「こういう言葉にやりがいを感じる。とてもうれしい」と笑顔で応じました。
久保田さんは「作っている人の存在を知ることで、食べ物の大切さを学ぶきっかけとなってほしい」と、取り組みの成果に期待しました。
営業企画課の平口亮太さんは「今後、JAとしても子供たちの農業体験や地産地消への推進に力を入れていきたい」と話しました。