JA大井川は6月上旬、今年度収穫したウイスキー用大麦の「ニューサチホゴールデン」の等級検査を焼津営農経済センターで行いました。農産物検査員の資格を持つ職員が、穀類水分計での水分量測定や外観検査で粒張りや色で判定を行い、粒の出来栄えを確認しました。
また、同時期に同JAの分析室で発芽勢検査も行いました。アルコール大麦には必須である発芽勢の基準は95%以上。20℃管理で72時間置き、発芽の有無を1粒1粒ピンセットで確認しました。適期に収穫できたことで基準値を大きくクリアしました。
焼津営農経済センターの竹澤航希さんは「等級検査も発芽勢検査も無事クリアできて安心した。今後も安定した品質になるよう生産者と一緒に力を合わせていきたい」と話しました。
収穫した大麦はすべて静岡市葵区のガイアフローディスティリングのオール県産ウイスキーの原料となり、2029年ごろ販売となる予定です。