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新茶シーズン到来 島田・金谷地域で初取引

 島田支店で4月19日、島田地域の新茶の初取引が行われました。茶の生産者やあっせん人、茶商など、茶業関係者ら200人が参加しました。

 「やぶきた」、「さえみどり」、「つゆひかり」の3口90㌔が上場し、茶商が荒茶の形状や色を確認しました。取引が成立すると、会場からは手打ちの音が響きました。最高値は1㌔1万2千円の値がつきました。

 今年は3月の雨で芽の生育が伸び悩み、例年より遅くなりましたが、ミル芽の摘採で良いものができあがりました。待望の初取引に場内は活気であふれました。

 島田地域は27日から5月6日頃まで最盛期を迎えます。

 

 同日、五和支店では、金谷地域の初取引も行われました。早生品種の「山の息吹(いぶき)」1口が上場して、キロ単価8千888円で取引が成立しました。茶業部金谷工場の石川剛浩工場長は「形状は細よれしていて水色も良く、内容も良いので今年の茶も期待ができそうだ」と話しました。

 金谷地域は20日から早生品種中心に摘採が始まり、25日頃には各茶工場が操業開始の見込みです。

 杉山芳浩代表理事組合長は「一人でも多くの人に飲んでもらえるようJAとしても努力していく」と話しました。

 今後、23日に川根地域、24日に藤枝地域の初取引が行われる予定です。

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