茶産地である川根地域で4月23日、新茶初取引と合わせて開所式が川根本町農林業センターで行われ、茶業関係者やJA職員など50人ほどが茶業発展と商売繁盛を祈りました。
生産者から4口、35㌔が上場されました。あっせん人の掛け声で初取引が始まり生産者、茶商らで価格が決まると威勢のいい手合わせの音が響き渡りました。
最高値は近年では最高の1㌔40,888円で始まり、平均単価は1㌔15,923円でした。
最高値がついたSATOMI製茶の髙木郷美代表は「例年より1週間ほど遅れたが4月の天候に恵まれ良質の甘みと渋味のバランスが良くとれた「やぶきた」らしい茶ができ、今年の茶は期待できる。」と話しました。
川根地域では4月25日から本格的に生産が始まり連休頃がピークとなり5月20日ごろまで続きます。JA大井川川根営農経済センターの小林知宏センター長は「一番茶の生育も順調で良いお茶が届けられそうだ」と話しました。