イチジク抜き取り品評会 台風後も収量回復
果樹林産協議会いちじく部会は６日、部会員の意識と出荷規格を統一するため、イチジク抜き取り品評会を果樹林産センターで開きました。審査の結果、竹田稔生さんが金賞に輝きました。
品評会はその日に出荷されたイチジクの中から無作為にＬ規格１箱（３６０㌘×４パック入）計１３点を抜き取り、同部会のインストラクターや経済連、市場担当者ら４人が外観や食味など１３項目を採点しました。
審査員長を務めた経済連中東部支所の北山拓也係長は「台風の影響はあるものの、全体的に出荷基準に沿って出荷されている。詰め方も丁寧」と評価しました。
静岡ＶＦ（株）青木雅哉係長は「台風直後は収量が少なかったが、回復傾向に向かってきて安心した。これからも安定した出荷をお願いしたい」と訴えました。
イチジクは１１月中旬まで出荷が続きます。
