初倉支店と初倉営農経済センターは10日、地域の農産物学習の一環として島田市立初倉南小学校の5年生の児童約50人と同市の田んぼ3㌃で稲刈りを行いました。
稲は、今年の5月にJA職員と児童らが田植え体験で植えたもの。JA職員や女性部島田ブロックの部員、田んぼの管理をした農家の永田広之さんら12人が稲を刈る時の注意点などを説明したあと一緒に作業をしました。児童らは、鎌を手に持ち稲を刈取り、3束から5束ほどの稲を持ち運ぶなどして稲刈りの大変さを肌で感じ取りました。また、刈った稲をコンバインで脱穀するところも見学しました。
同支店の大塚正巳支店長は「今回の稲刈りでお米の大切さを学んでほしい」と児童に呼びかけました。
最後に同センターの天野信康副主幹は「1本1本の稲には籾がたくさんついている。大事にしてほしい」と呼びかけ、皆でこぼした稲を拾いました。
児童らは「こんな暑い時期に農家さんたちが作業をやっていることは知らなかった」「これからもおいしくご飯を食べたい」と話しました。
2月には女性部と職員が学校に出向き、今回の米を使った5~6メートルほどのジャンボ恵方巻をつくる予定です。