果樹林産協議会柑橘部会は9月25日、農産物集出荷場で柑橘共選場生産者大会を開きました。
部会員の代表やJAの職員ら約40人が出席し、2023年度の取扱実績と精算報告、24年度の販売方針や集荷体制を確認しました。
同大会内で、今年度の販売方針は「計画出荷の励行、果実品質を重視した出荷、こだわり商品の出荷拡大」を挙げ「信頼される産地」を目指すとしました。
また、一昨年の収穫期の降雨による果皮障害の多発を例に挙げ、果樹林産センターの小栁博明係長は「本年も果皮障害の発生が心配される。着果管理を適切に行い、浮き皮軽減対策を実施し、高品質な果実を収穫できるように秋季の管理に取り組みましょう」と注意喚起を行いました。
研修会では静岡県経済連みかん園芸部柑橘果樹課の吉川公規コンサルタントが外部講師に招かれ「隔年結果是正対策及び浮皮対策について」と題し、片面交互結実栽培のやり方やカルシウム剤の有効活用について講演しました。
令和6年度産極早生ミカンが9月26日より出荷が始まり、青島ミカンの出荷が1月頃最盛期を迎える見込みです。