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粘りの強さが自慢 湯日の自然薯

 JA大井川自然薯研究会は、初出荷を控えた自然薯の目ぞろえ会を10月23日、西部農機センターで開きました。生産者らが試し掘りをした自然薯を持ち寄り、規格を統一するために外観や大きさ、重さなどの確認を行いました。

 「湯日の自然薯」は粘りが強く味が濃いのが特徴。同研究会は40年以上前から島田市の湯日地区で自然薯の栽培を行ってきました。当初40人ほどいた生産者も高齢化などで現在は8人となり、約70㌃の畑で栽培しています。

 同研究会の古澤義晴会長は「今年は猛暑の影響で管理が大変だったが、日照時間が長くうまみがある質の良いものになった。湯日の自然薯を是非とろろ汁にして食べてもらいたい」と笑顔を見せました。

 初倉営農経済センターの増田佳弘係長は「毎年変わる気候変化に対応するため、生産者は試行錯誤しながら自然薯を作っている。ぜひ、多くの方に自慢の自然薯を食べてもらいたい」と話しました。

 初出荷は11月上旬を予定し、最盛期は12月、翌年2月頃まで一万本の出荷が見込まれています。ファーマーズマーケット「まんさいかん」や「KADODE OOIGAWA」などで販売します。

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