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将来の農業者に期待

JA大井川育苗センターは2月8日、子ども達に農業について学んでもらおうと、静岡県立藤枝特別支援学校焼津分校で高等部2年生の生徒16人と播種研修会を行いました。農業に興味を持ってもらうことで、将来の農業者の増加にも期待します。
研修会では、同センターがトマトやナス、キュウリの3種類の野菜種を用意し、トマトの種当てクイズや播種の方法などを説明しました。生徒は、セルトレーに3品目をそれぞれ2穴に1粒ずつ蒔いたあと、「貴重な体験だった。親も植物を育てているので、家での手伝いにいかしたい」と笑顔を見せました。播種をしたトレーは、同センターが管理し、ポットに鉢上げして同校にプレゼントします。
同センターの大場耕造センター長は「生徒は楽しみながらスムーズに作業をしてくれた。就農を考えるきっかけにしてほしい」と話しました。
同校では、卒業後の社会自立を目指す教育活動として、授業で農園芸班やサービス班などに分かれた自主生産作業と各学年年間2回の現場学習として職業実習などを行っています。今年予定していた実習は、県のまん延防止等重点措置に伴って中止となったため、同センターが同校に出向き、研修会を行いました。

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