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JA大井川島田営農経済センターは2月6日、島田市大津財産区と協力して大津小学校3年生を対象にシイタケ菌打ち体験を行いました。この活動は15年ほど前から行われ、地元の山を身近に感じてもらうことが目的です。
児童らは、同財産区議員らの指導の下、3グループに分かれ雑木林で伐採したコナラの原木にドリルで直径1㎝ほどの穴をあけ、金づちでシイタケの種駒を打ち込みました。
原木は学校近くの圃場で寝かし、児童らが5年生になった秋頃収穫する予定です。
体験した児童は「シイタケは苦手だけど、自分で菌打ちしたシイタケなら早く食べてみたい」と笑顔で話しました。
同財産区の大畑修司議長(72)は、「体験をきっかけに、山は地元住民によって守られていることを思い出し、身近に感じてほしい」と期待しました。