JA大井川園芸協議会レタス部会は12月8日、島田市立初倉南小学校が初倉地区の産業や歴史などの理解を深める授業の一環として行っている「南っ子わくわく遠足」で、児童約50人にレタス栽培について出張講座を行いました。
遠足では、同校の1~6年生の児童317人を12班の縦割りにし、班ごとに興味や関心のあるコースを決め、地域を歩いて学習します。その内3班の児童が、地域の農業を調べようとレタス栽培を行う同部会の原﨑賀之さん(60)の市内のほ場を訪れました。
講座では、原﨑さんが、地域の生産者の8割が玉レタスを栽培していることや収穫作業などを児童に説明しました。児童は、出荷までの流れやサラダ以外の食べ方などを質問してメモをとったあと、ほ場内に入って収穫前のレタスを見学しました。原﨑さんは、「地域の特産品であるレタスについて子ども達に知ってもらうことができた。これから、たくさん食べてほしい」と話しました。