


果樹林産協議会梅部会は5月22日、島田北倉庫で大梅の初出荷に伴い、規格を確認する目揃え会を行いました。
当日は、伊太地区の部会員8人が「島田八房(しまだやつふさ)」、「改良内田(かいりょううちだ)」、「白加賀(しらかが)」の3品種を計450㌔ほど持ち込み、色や大きさなどを確認しました。
大梅は直径3㌢から4㌢ほどの大きさで、島田市の伊太地区は名産地として知られています。今年は天候に恵まれ、昨年より1.2倍の収量が見込まれています。
北川悦郎部会長は、冒頭の挨拶で「しっかり確認して今年も良い梅を出荷していこう」と呼びかけました。
果樹林産センターの天野柊河さんは「今年はカメムシの被害が過去10年で最も多いと懸念されている。管理に十分気をつけてほしい」と注意を促しました。
同部会員は23人が所属し、約3㌶の梅園で大梅のほか、小梅や南高なども栽培しています。鮮度と品質の高さから市場での評価も高く、県内および関東圏の市場へ6月上旬までに約8㌧の出荷を予定しています。