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JA大井川青壮年部島田支部 地紅茶づくり挑戦への道

JA大井川青壮年部島田支部は、初倉地域の茶産地としての知名度向上を目指し、2022年から地紅茶づくりに挑戦しています。2026年2月に島田市で開催される「第23回全国地紅茶サミット」に向け、茶業研究センター職員の指導を受けながら製造技術の向上に取り組んでいます。紅茶の製造は、刈り取った茶葉を萎凋(いちょう)させて香りを引き出し、発酵を経て熟成するまで約1年間を要します。特に二番茶「セカンドフラッシュ」を使用することで、爽やかで上品な香りを生み出しています。

 

初挑戦となった2022年は失敗もありましたが、2024年の地紅茶サミットのプレイベントで、和紅茶のパイオニアである故・村松二六氏から指導を受け、有機質肥料を活用した製造に取り組むようになりました。米ぬかやゴマの搾りかす、牡蠣の殻を粉砕した肥料を使用することで、香りと味がクリアで雑味のない紅茶を完成させました。品種には既存品種に新たな可能性を見出すべく「やぶきた」を採用。一芯一から二葉の若芽のみを刈り取り、丁寧に仕上げた逸品です。20252月には「初倉美人2ndフラッシュ2024」という名前で第2回目のプレイベントで販売し、来場者から好評を得ました。

 

さらに、202510月には「日本茶AWARD 2025」で「初倉美人2ndフラッシュ2024」が初の入賞を果たしました。この受賞は、同支部の努力と試行錯誤の成果が認められた証です。

 

現在、同支部は秋芽を使用した「初倉美人オータムナル」や新たな素材を使用した紅茶の製造にも取り組み、紅茶の多様性を追求しています。2026年の全国地紅茶サミットでは、受賞作「初倉美人2ndフラッシュ2024」も出品予定で、愛知や東京などでのイベント出店も計画しています。「これからも日本茶の可能性を広げるために挑戦を続けたい」と語るメンバーたち。

 

新たな可能性を模索し続ける同支部の挑戦は、地域の茶産業に新たな風を吹き込んでいます。今後も日本茶の可能性を広げるため、努力を重ねていく姿勢が期待されています。

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