


JA大井川は3月11日、農産物集出荷場で2025年度大井川農協茶業大会を開きました。茶シーズンを前に、生産者の意識統一を図るため、茶生産者やJA職員など約100人が参加。茶業情勢報告や品評会の表彰を行いました。
冒頭のあいさつで杉山芳浩組合長は「25年度の茶取引は、秋冬番茶の高価格販売や煎茶の不足が大きな話題になるなど、異例の状況となった。26年度の販売は、需要と供給のバランスに基づく適正な価格が期待される。高い品質と生産量の確保に努めたい」と述べました。
JA静岡経済連茶業課からは、茶栽培面積の減少やてん茶への転換、気象条件の影響で煎茶の生産量が予想以上に減少したことを報告。販売面ではペットボトル茶等のドリンク用原料契約の影響で一般流通品が少なくなり価格は高騰。秋冬番茶についても生育遅れや気温の影響で生産量が前年を下回ったが、ドリンク用の茶葉の高需要を受け、価格は記録的高値となったと説明しました。
緑茶の輸出は煎茶が微増であるものの、抹茶・粉末茶は約半数を北米が占める形で2024年に引き続き2025年も数量、価格ともに大きく伸長しました。
会の後半では、2025年度の全国茶品評会や関東ブロック茶の共進会、JA主催の茶品評会と茶園共進会で上位入賞した12人が表彰されました。特に全国茶品評会では、川根本町の相藤農園相藤直紀さんが農林水産大臣賞の受賞に加え、川根本町が産地賞を獲得するなど大きな成果を収めました。