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酒造関係者と稲刈りイベントで交流

焼津酒米研究会は10月10日、静岡県オリジナル酒造好適米「誉富士」のPRをしようと、焼津市中里の水田で酒米収穫イベントを開きました。酒造関係者と生産から流通、販売、消費まで含めた交流イベントを行うことで、商品の販売促進や消費拡大を図ります。11月7日までに、109㌧の出荷を見込んでいて、年明けには26の酒蔵で同品種を使った日本酒ができる予定です。
当日は、参加者が同会員の指導を受けながら、稲を1株ごと鎌で刈り取り、6株ずつ束にしたものを同JA東益津支店のフェンスに干しました。同会の梅原利浩会長は「2年ぶりにようやくイベントを開けた。天候に恵まれ、品質が良い米が収穫できたので、製品になるのが楽しみ」と笑顔をみせました。
同品種は、焼津地域の稲作農家を中心とした同会で2005年から栽培を進めていて、現在は10人で36㌶を栽培しています。完成した日本酒は、同JAの体験型フードパーク「KADODE OOIGAWA(カドデ・オオイガワ)」でも販売予定です。

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